2005年9月14日(水)運営会議

●出席
近隣にお住まいのMさん、隣接するマンションから Tさん、千鳥保育園の保育士の方、港区白金幼稚園の保護者のみなさん、東調布公園管理事務所から折井所長、松原さん、ひろばの会から 後藤さん、下中(ナ)さん、高田さん、林さん、堀川さん、野々村(優)、野々村(裕)

(1)Mさんからの提案
近隣にお住まいのMさんから、「くさっぱら公園を再生しよう ! 」と題する30ページに及ぶ資料が提示されました。くさっぱら公園の問題点を、構造面・管理面にわけ、写真によって他の公園と比較して、「住民の立場に立った管理がされていない」と結論したうえで、トイレの向きの変更、清掃の強化など13項目の提案をしています。
 Mさんの提案は項目も多く、すぐには結論が出ないものもいくつかあるので、説明の後、議事の進行上、いったん他の議題に移りました。会議の後半、この提案についてふたたび話し合った結果、管理事務所、ひろばの会がそれぞれ持ち帰り、11月にもう一度運営会議を持つことにしました。

(2)現在建設中のマンションの避難路として、園の東南角にあらたに出入り口を設ける件について。
 設置そのものには問題はない。詳細については管理事務所に一任。

(3)くさっぱらまつりについて
 まつりの開催そのものにはとくに問題はない。これまで、来場者の自転車で歩道・車道の通行に支障が出ることがあったので、自転車整理を強化する。

(4)公園西側のボールよけの件。
 年内をめどに、以前あったものと同程度の大きさの看板を設置する。さらにフェンスを設置する必要があるかどうかは、その後検討する。

(5)清掃について (Mさんの提案と一部重なります)
・ひろばの会から :
 ひろばの会では、この秋にむけて、これまでの週1回1人の当番を、週1回2人体制に強化している。しかし、週に複数回の清掃は非常にむずかしい。このほかに外回りだけ、区の委託業者による清掃を週1回程度入れてもらえれば、あわせて週2回の清掃となり、近隣の要望に応えられるのではないか。
・管理事務所から :
 現在、清掃の予算は削減の方向。やるとしても、来年度の予算は8月までにほぼ決まっており、来年8月ころまでに提案して、再来年以降の実施となる。
  
(6)カラスの問題について
 Mさんの報告によれば、カラスは一時期よりも減ったということなので、この問題は一応終息したものとみなす。

●また、管理事務所からつぎの報告がありました。
・行政組織の整理統合に伴い、来年4月以降、現在の東調布公園管理事務所は統合され、通称「機動班」と呼ばれる現場チームの業務は、業者委託となる。くさっぱら公園も統合後の管理事務所の所轄となる。
・隣接するマンション側に張り出した枝があり、かなりの高所なので、この枝は管理事務所が伐採する。

以上、運営会議の報告でした。
●くさっぱら公園の運営会議について
 くさっぱら公園の運営会議は、利用者・地域住民、およびこの公園に関心を持つ人すべてに開かれた場です。
 くさっぱら公園は、企画のごく初期では、「子どもの自由な遊び」「身近な自然の回復」を2つの柱としていました。しかし、この2つを狭い敷地の中で両立させるのは、固定的なプランではむずかしいだろう、という議論があり、第三の項目として「手を加え・変えていける公園」が加えられました。
 けれども、公園はただでさえトラブルが発生しやすい場所です。考えも好みも違う人間同士が、それぞれに「手を加え・変えて」しまえば、トラブルが起きないはずがありません。
 運営会議は、 話し合いによってトラブルを未然に防ぎ、あるいは、トラブルが発生したときに、極力、当事者同士が顔を合わせて話し合い、解決する場でもあります。管理事務所とひろばの会はかならず出席し、だれでも参加できるものです。
 開園から数年は、ほぼ毎月開かれ、何年目からかは隔月開催になりました。最近は不定期の開催になっていますが、近隣の方から要請があったり、他にも必要があれば随時開かれます。